夏の夜空のさそり座のアンタレス
アンタレスは赤い星です。
さそり座の一等星です。
今の時期に見ることができます。
夏の星の代表と言っていいでしょう。
もちろんさそり座も夏の星座の代表です。
点に描かれた大きなS字です。
さすがに夜空を撮したら、真っ暗になってしまいました。
イラストで描くとさそり座はこんな感じですが、アンタレスの位置が微妙に違います。
アンタレスのことを「アンチ タレス」という人もいますが間違いですね。
「タレスというのは火星のことです。」との説明をラジオで聞いたことがあります。
火星はアレス、またはマルス、またはマーズです。
だから「アンチアレス」が「アンタレス」になりました。
そういうのなら、「そのとおりだよね」、と、思ってしまいます。
実際は、これも正しくはないそうです。
正しくは「火星に似たもの」をギリシア語で表すと、アンタレスになるそうです。
いずれにしても、タレスは関係ありません。
古代ギリシアの哲学者です。
直径に対する円周角が直角であることをタレスの定理と言いますが、そのタレスです。