検定試験が中止になりました
決断は結構早かったのですが、私が関係している公益社団法人の検定試験が中止になりました。
毎年6月に試験をしていて、その試験監督をしたことがあります。
今年は中止になりました。
受験者はチャンスがなくなったわけです。
大学生や高校生の話題はマスコミで取り上げられています。
ただ、様々な社会人向けの試験も多くが中止になっています。
これは仕方のないことだと思います。
何しろ、試験会場は密な状態です。
従来の試験を考えと、極端に近づくと隣や前後の邪魔になるのである程度机の間隔や横との間隔は確保しますが、いわゆるソーシャルディスタンスを守れるほどではありません。
この手の試験は2回に分けてする事はありませんので、2倍の広さの試験会場が必要でしょう。
安全を確保するために、試験方法も考えなければいけませんし、体温計や除菌アルコールなども必要です。
なによりも答案用紙の回収をどのようにすればよいのかに検討が必要です。
ですから今年は中止です。
しかし、試験をやってこそ、その公益社団法人の存在意義があるというものです。
その団体の存続に関わる重要な課題となりました。
ただ、本当に優秀な公益社団法人は、課題を克服し新しい試験方法を見つけるでしょう。
とても楽しみです。