なぜこの時期にうなぎパイ?
本日スーパーマーケットに行ったら、お菓子のコーナーにうなぎパイが並んでいました。
しかも、春華堂のうなぎパイです。
こちらは東海地方ではないので、春華堂のうなぎパイが常時お店の棚に並んでいることはありません。
考えてみたら、土用の丑の日が近いのですね。
うなぎは蒲焼きだけではありません。
うなぎパイだってうなぎです。
うなぎパイに「うなぎ入ってる?」と疑問を持つ人もいます。
バターの香りのするお菓子です。
もちろんパイですから、主たる材料は小麦です。
しかし、ちゃんとうなぎのエキスが入っています。
そして、蒲焼きよろしく、秘伝のうなぎパイ用のタレを塗って出来上がりです。
うなぎ入ってる? と、思った方はご安心ください。
ちゃんと入っていますから。
久しぶりに食べたうなぎパイは美味しかったです。
土用の丑の日はいつ?
ところで今年(2020年)の土用の丑の日はいつでしょう。
調べてみたら、
7月21日と8月2日 ということでした。
今年は土用の丑の日が2日あるのですね。
土曜は、各季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の直前の約18日間をいいます。
ですから、一年に4回に分けて72日間が土用です。
ちなみに2020年の夏の土用は7月19日から8月6日です。
そのうち、体力的にも一番バテるのが夏の土用(夏土用)です。
ここでスタミナを付けるために食べるのがうなぎです。
さて、毎日を十二支の順番で数えていく暦もあります。
子の日、丑の日、寅の日、卯の日、辰の日、巳の日、午の日、羊の日、申の日、酉の日、戌の日、亥の日 と数えていきます。
もちろんその後はまた子の日に戻ります。
12日間周期ですね。
そして、この中の丑の日にうなぎを食べようという風習があります。
一方、土用は約18日ですから、最低でも1回は丑の日があります。
多いときには2回丑の日があります。
今年(2020年)は、2回です。
実際にはうなぎも夏バテしているので、この時期は旬ではないと聞いたことがあります。