プラネタリウムは惑星の展示場
7月といえば七夕があるので、星に対する興味が増す月です。
![](https://genkinarauresi.work/wp-content/uploads/2020/07/tanabata.jpg)
七夕の2つの星、織姫と彦星はこと座のベガとわし座のアルタイルですね。
そこにはくちょう座のデネブを加えて、夏の大三角です。
夏の大三角は、二等辺三角形です。
冬の大三角は正三角形に見えますが、夏の大三角は二等辺三角形です。
そのようなことに興味のある人は意外と少ないのですけどね。
さて、プラネタリウムは星空を見せるところですよね。
しかし、プラネット+アリウムなので実際は惑星を見せるところです。
現在惑星は、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の八つです。
一時期は冥王星も入っていましたが、2006年に外されました。
冥王星ファンはおおいに嘆いたのですが、冥王星よりも大きな準惑星が発見されているので仕方ありません。
一方で、ホルストの組曲「惑星」のファンは喜びました。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/110095f8.9d3f55e2.110095f9.22c6f059/?me_id=1213310&item_id=18156300&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F3519%2F4547366273519.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)
ホルスト:組曲「惑星」 [ 冨田勲 ]
何しろ、組曲の中に冥王星が入っていないので不完全と言われていたからです。
ホルストの組曲「惑星」の初演は1920年です。
冥王星の発見が1930年ですので、当然入っていません。
それが、2006年に完全な組曲になったようです。
いろいろな立場の人がいますから、悲喜こもごもです。