日食は見事な天体ショーでした
天体観測というのは実に身近なものです。
何しろ、空を見上げていればいいのです。
ただ、太陽の観測だけはそうはいきません。
直接見ては、目が危険です。
きちんとした、日食用の眼鏡が必要です。
それを踏まえて、本日、日食がありました。
2020年6月21日です。
日本で見られたのは部分食でしたが、それでも十分に堪能できました。
夕方に始まったのですが、本日は一年で一番、昼間の時間が長い夏至です。
夏至の日食は実に372年ぶりなのだそうです。
江戸時代のはじめの頃にあったきりですよ。
そのようなめぐり合わせは、なかなかありませんが、日食自体は割と頻繁に起きます。
頻繁に起きるのですが殆どの場合、忘れています。
急に慌てて、観測用のグラスなどを買おうと思っても手に入るものではありません。
日食自体は年に1回か2回は起こります。
次は2020年12月14日です。
南米で皆既日食が見られます。
日本では見られません。
日本で見られる次の日食は?
2023年4月20日に九州の南部から沖縄にかけて部分色が見られます。
この日食ではもっと南に行けば、金環食あるいは皆既日食が見られます。
その次は、2030年6月1日ですね。
これは、ほぼ日本中で見られます。