アガパンサスが咲き出しました
アガパンサスの花が咲き始めましたね。
植え込みなどでよく見かけます。
夏の訪れを告げる花と言っていいでしょう。
ヒガンバナ科の植物で、姿も彼岸花にとてもよく似ています。
しかしこの花は、紫色なのです。
紫君子蘭(むらさきくんしらん)とも呼ばれます。
ギリシア語のアガペ(愛)とアントス(花)を組み合わせてアガパンサスですから、「愛の花」ですね。
花言葉も必然的に「愛」だの「恋」だの言うてます。
しかし紫ですからね。
色のイメージでは、「崇高」と「お下劣」の両方の意味を持ちます。
ちょっと変わっている人という感じがします。
今では「紫が好き」と言ってもそれほど不思議がられませんが、昔は引かれました。
昔というのは「昭和」ぐらい昔です。
ですから、60歳以上の特に男性に紫色の服を勧めたりすると、嫌な顔をされることがかなりの高確率で発生します。
ですから、アガパンサスはちょっと変わっている人の愛といったところでしょうか。
ちょっと変わった人の愛とか恋って、どんなのでしょうね。
それはともかく、アガパンサスは綺麗です。
咲きっぷりも見事です。
でも、彼岸花とそっくりですからね。
どこか妖しい雰囲気も醸し出していると思うのです。